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Atelierで“Gracenote Media”が含まれるブログ記事

2011年11月 5日

隠居のスマートフォン備忘録:(16) Xperia acro のアプリ TrackId を使って、聞こえている音楽の曲名を検索する


 家内の徹底した断捨離作戦で、いずれ何とかしなければならないと思っていたカセットテープの処分を迫られた。中身を見てみると、英語学習用のテープもかなりある。もう少し若い時には、それでも英語を再度勉強したいと思っていたらしい。しかし、古希を越えて今更あがいても仕方ないと処分することにした。

 その他のテープは、まだカセットテープが全盛のときに、NHK のFM放送から、その頃好きだった dixieland Jazz を aircheck したものや Pops, Country song などのテープが結構ある。処分するのは忍びないので、mp3 化して、音楽ライブラリーに残すことにした。アナログのテープをデジタル化するのは time-consuming な作業であるが、これらの音楽を聞いた若い時に却ってテープを聴きながら PC に向かうことにした。

 テープをデジタル化して困ることは、デジタル化した曲の情報が少ないことである。アーティストぐらいはカセットテープのケースに書いてあるが、録音している曲名まで記録していることはめったにない。音楽データーベースとしている Windows Media Player Library に収納するには、せめて Attist と Title ぐらいが欲しい。

 音楽を音声の波形から、曲名などを検索するサービスは、PC 本体にはいくらかあるようだが、以前に使っていた GraceNote などは使えなくなっている。
 スマホの Xperia acro には、初期の設定で TrackID というアプリ(これも、Gracenote の製品)が搭載されている。 Xperia acro を使い出した当初、このアプリが勝手に動き出し、削除しようと思ったくらいだが、今回このアプリを使ってみると、すごい検索力があることにびっくりした。以下、その使用方法を備忘録として記録しておきたい。
  1. カセットテープをプレーヤーにセットし、パソコンの SoundBord 入力につなぐ。
  2. パソコン本体の Sound Engine Free を立ち上げる。【隠居のパソコン備忘録:(続)LP をデジタル(MP3)化して、音楽CD にする】に記載している方法で、MP3 化する。
  3. MP3 化したファイルは、ID3-TagIT を使ってAlbum 名、artist、title(曲名)などを付加するのであるが、title を入力するときに、TracID を使う。
  4. 曲名を検索したいファイルを選んで、ID3-TagIT 上部のツールアイコンで再生ボタンをクリックすると、itune (私の場合、普通は WindowsMediaPlayer が MP3 Player なのだが)が立ち上がり、再生が始まる。
    ID3-TagIT_1.JPG
  5. Xperia acro の TrackID をタップして立ち上げると【録音】ボタンが表示されるので、これをタップしてスピーカーに Xperia acro のマイクを近づけると音を取り込み検索が始まる。上手くヒットすると、Artist, Title(曲名), Album が表示される。
    device-111105-2.jpgdevice-111105-0.jpgdevice-111105-1.jpg


  6. 上の例は、 Donna Summer のテープをデジタル化した時の例である。この時、名前の分からなかった曲名は、TrackID で確認した結果、テープのA面の曲とダブっていることが判明したため削除した。ID3-TagIT の機能を使って、下のようにすっきりとファイルの情報を整理することができた。
    ID3-TagIT_2.JPG


 ただ、ABBA とか、Donna Summer では、検索率は100%であったが、FM放送を録音したものなどは、ヒット率は低い。それでも、曲の情報収集には強力な助けとなる。

2009年5月11日

隠居の音楽:mp3 ファイルのID3 タグを編集する

TagEditor_07.JPG 現在、収集した音楽ファイルは PC のハードデスクに収納し、 Windows Media Player(WMP) のデータベース機能であるライブラリーを使って整理している。そして、私が開設している Web Radio Radio Senboku で流している Jazz は、WMP のライブラリーから選曲している。現在は、楽器別の Artists の特集を組んでいるので、WMP ライブラリーのジャンル別、例えば Jazz(guitar) として整理した Artists から選択している。

 ところが、MP3 の Jazz Collection を始めた当初 (2002年末から 2008年3月くらいまで)は、ダウンロード先である eMusic では、いわゆる ID3 タグがダウンロードしたファイルに付加されていなかったので、その時期の曲には ID3 タグを付加しなければならない。上記の期間に収集した track は4,000 ファイルくらいあるので、大変な仕事である。おまけに、私の場合、以前の Jazz MP3 ファイル・コレクションは曲名で収集しているので、一曲ごとにアルバムが異なる。そのため、WMP が奨める編集方法では時間がかかりすぎていた。

 この ID3 タグを付加する比較的簡単な作業方法(といっても、time consumptive な作業であることに変わりないが) が見つかったので、備忘録的に記録しておきたい。
なお、この作業は Roxio Easy Media Creator 10 Suite がインストールされていることを前提としている。このソフトは、LPとカセットのデジタル(MP3)化 CD のクリッピング FM放送のデジタル録音などができるので重宝している。

ファイルリストを右クリック:クリックすると大きくなります
  1. 音楽ファイルを収納しているフォルダーをリスト表示し、ID3 タグを付加(編集)するファイルを選択し、右クリックする。
  2. 右クリックすると出てくるポップアップ画面の一番上にある「曲の情報を編集」をクリックすると Media Creator の「タグ エディタ」が立ち上がる。
    なお、 Media Creator をインストールしていない場合には、この「曲の情報を編集」は表示されない。
  3. タグ エディタ画面:
クリックすると大きくなります
  4.  「タグ エディタ」で、左のリストから一曲を選択(反転表示)し、「Music ID タグを使用する」にチェックを入れ、「MusicID」ボタンをクリックすると Gracenote のデータベースにつながり、ID3 タグを付加してくれる。
    私が収集している Jazz file でいえば、Gracenote でのヒット率は99% を超えている感じである。
    ジャンルは自分の基準で設定しているから、たとえば Jazz(piano) というように入力する。
    このとき、曲の内容を確認するには、左下の再生ボタンをクリックすると音楽が流れる。
    また、artists の詳細の再確認は、Google search で、例えば「"Alberta Hunter" Wikipedia」というようなフレーズでネットサーチしている。ほとんどが、Wikipedia に網羅されている。
  5. 編集結果を WMP で確認すると確かにライブラリーでは目的としたジャンルなどに分類表示されるようだ。

 WMP ライブラリーには、まだ ID3 タグが整理されいない曲が五万とあるから、時間を見つけては上のような方法で編集をしたいと考えている。

2009年1月 7日

PCにある音楽ファイルのデーターベース:WindowsMediaPlayer Library

 昨年12月になってから、Jazz のコレクション方法を変えた。
 今までは、曲名を検索対象にして、主に eMusic でヒットしたファイルをダウンロードしてきた。
 それを Artist を検索対象にすることにした。そろそろ思いつく曲名も払底したきたことと、やっぱり Jazz の面白さは、どのような Artist がどのような improvisation で演奏するかにあると思うからである。

 ただ、闇雲に思いつく Artist で検索することはやめて、「後藤雅洋」といジャズ喫茶のおやじの著書『新ジャズの名演・名盤』にでてくる Artist を頼りに集めることにした。生半可な Jazz の知識よりも、プロの先達を尊重したいと思う。
 このように収集方法を変えると、兄貴がくれた結果として形見になった古い LP や自分が買っていた CD もファイル収集の対象となってくる。

 どんどん発展している IT 技術は、このような収集方法に非常に役に立つ。
 まず、以前にも記録したが LP を MP3 ファイルにすることが非常に容易になった。
 音楽CDの MP3 ファイル化はもっと簡単である。Windows Media Player(WMP) の 音楽CDからの「取り込み」を利用するか、Roxio の Easy Media Creator 10 suite に入っている CDリッピングを使えば簡単である。
 最近になって分かったことであるが、CDリッピングの方がファイル名などの認識は正確なようである。WMPは、CDDBにAMG(All Music Guide) を使っており、CDリッピングは Gracenote というDBを使っているらしい。

 お恥ずかしい話であるが、最近になって、WMP V11 の Library は、収集した MP3 ファイルのアーカイブ・データベースとしての機能を持っていることを知った。(Roxio の Easy Media Creator 10 suite にも 「JukeBox ディスクを作成」に同様の機能を持っている)
 この機能を使う方法は、以下の通りである。
クリックすると大きくなります
  1. WMP を「表示」→「フルモード」で開くと右の screenshot のような画面になる。 


  2. 「ライブラリ」タブをクリックすると出てくるプルダウンメニューから「音楽」をクリックしたときが、右の screenshot である。




  3. クリックすると大きくなります
  4. このとき F3 キーを叩くか、「ライブラリ」タブをクリックすると出てくるプルダウンメニューから「ライブラリに追加」をクリックすると、右の ポップアップ・ウインドウが出てくる。






  5. クリックすると大きくなります
  6. 監視するフォルダに「自分の個人用フォルダ」にチェックを入れ、具体的な「監視するフォルダ」リストで 音楽ファイル(MP3 ファイル)を収納しているドライブのフォルダ(親のフォルダで良い)を指定して、データベース化するフォルダを追加してOK ボタンを押すと、それらのフォルダーに収納されているファイルが取り込まれる。
     私の場合、このエントリーを書いている時点で 9143 ファイルが確認された。一応DVD にバックアップはとっているが、ディスクが安くなっているので外付けのHDD などにファイルをそのまま置いている。その方が、このようなデータベースを利用するには便利である。
  7. クリックすると大きくなります
  8. このデータベースとしてのライブラリに収納されるファイルは、右の screenshot で表示されているような属性を持っている。ただし、音楽ファイルが持つ属性は、次の6つである。
    • タイトル (曲名)
    • アルバム (曲が表示されるアルバムの名前)
    • アルバム アーティスト (アルバムに関連する主要アーティストの名前)
    • 参加アーティスト (曲を演奏したアーティストの名前)
    • ジャンル (音楽の種類)
    • 評価 (ユーザーやデータ プロバイダが曲を評価した星の数)

     ファイルのこの属性を、WMP はインターネットを通じて自動的に補う機能を持っている。WMP の「ツール」→「オプション」→「ライブラリ」タグで開く画面下部の[ファイルのメディア情報の自動更新] 領域で [インターネットから追加情報を取得する] チェック ボックスがオンになっておれば自動的に補完される。ただし、その下の、[不足している情報のみを追加する] を選択しておかないと自分で編集した部分が全て書き換えられそうだ。
     Jazz の分類には、『新ジャズの名演・名盤』で採用されているように、メインとなる楽器があった方がよい。このような情報項目を増やすには、「ジャンル」の属性を Jazz(sax) とでもして編集すればよい。
  9. 編集の方法などについては、WMP のヘルプにある「デジタル メディア コレクションを整理する」に詳しく書いてある。


 この WMP のライブラリ機能を使って、今まで収集してきたファイルを整理していき、Radio Senboku の playlist 作成などに応用していくつもりである。

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2008年11月24日

アナログ音源(LP, FM, Live365 etc.)からMP3ファイルを作るひとつの方法

 若いころにシリーズで買っていたクラシックのアルバム全集(レコード2枚と解説が、ひとつの箱に収められている)がかさばるのでレコードだけを残して処分をすることにした。試しに、長く使っていなかったレコードプレーヤで聴いてみると、妙に懐かしい。

 先日、ブログ製作の先輩から FM 放送をデジタル録音して欲しいとの依頼があった。なんでも、自宅では受信状況が悪いらしい。関心の深い分野に関する 80分の対談とのことである。

 以前に方法をアップしたWebRadio の Live365 からの録音も再開してみたい。

 そんな事情も重なって、アナログ音源から MP3 ファイルを作る方法を再検討してみた。

 再度、デジタル録音をする自分の環境を見直してみると、Pioneer のオーディオのアンプに録音出力ジャックがあることがわかった。これを 自作PC のサウンドボード(SoundMax Digital Audio:マザーボードP4P800 に組み込まれている)のラインイン(ステレオ・ミニプラグ)につなぐとオーディオで鳴らしている音声をHDD に録音できることがわかった。今頃になってお粗末な話である。

 先のエントリーで記載しているMP3 レコーダー EDIROL R-1 は自動的に MP3 ファイルで録音してくれるが、PC ではソフトが必要である。
 このソフトもよくよく調べてみると、MP3 ファイルをオーディオCD に焼くときに求めた Roxio Media Creator でも、以前にエントリーで記載している音の波形から曲名を判断する機能を持った CarryOn Music というソフトでもいきなり MP3 ファイル に録音できることがわかった。どちらも有料だ。その時々のニーズでダウンロード購入したものだ。宝の持ち腐れであり、同じようなソフトを持って無駄をしている。

 これらのソフトを使って アナログ音源(LP, FM, Live365 etc.)からMP3ファイルを作った経験を物覚えの悪い老人の備忘録としてメモしておきたい。

roxio Easy Media Creator 10 の場合
クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります
  1. ホームの左メニュー「オーディオ」から、ソースがFM の場合には、「Easy Audio Capture」 を、LP・Live365 の場合には、「LP/テープを変換」を選択する。右のスクリーンショットは、それぞれの初期画面である。
  2. 両方とも、キャプチャー元はサウンドボード(私の場合:SoundMax Digital Audio)が表示される。入力は、ライン入力を選ぶ。
  3. 「Easy Audio Capture」では、キャプチャー設定のセレクションで WMA, WAV, MP3, iPod AAC が選択できる。
    「LP/テープを変換」では、左メニューの上部にある「詳細設定オプション」でポップアップ画面がでるので、 その画面左メニューの「ファイルフォーマット」を選択するとフォーマットが選べる。 WMA, WAV, MP3, iPod AACに加えて、なじみのない ac3, flac, m4a, ogg といったフォーマットも選択できる。
    私の場合、どちらも MP3 を選択した。
  4. どちらにも、録音レベルが表示されるが、自動を選択しておくのがいいようである。 
  5. 保存先は、「Easy Audio Capture」では初期の画面で、「LP/テープを変換」では作業用の一時ファイルを「詳細設定オプション」メニュー「詳細設定オプション」の「全般」で設定できる。
  6. クリックすると大きな写真になります
  7. 「LP/テープを変換」では、トラック(曲)毎にファイルを録音できる。「詳細設定オプション」メニューの「トラック検出」で設定するのだが、「無音ギャップの最小時間」の設定を録音対象に合わせる必要がある。ただ、あとで無音のトラックを削除したり、分割が上手くいっていないファイルを分割したりすることは比較的簡単にできる。
  8. どちらも、このように設定しておいて初期画面の録音ボタンをクリックすれば、録音がはじまる。停止するには、停止ボタンをクリックすればよい。どちらも、録音ボタンをクリックすると一時停止ボタンがでるので、FM を aircheck するような場合、おしゃべり部分をカットすることもできるだろう。流して録音しておいて、後述するようにあとで編集することもできる。
  9. 「Easy Audio Capture」での録音作業はこれで終わりである。保存先のファイルをクリックすれば、一般的には Windows Media Player が立ちあがり再生されるはずである。
  10. クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります
  11. 「LP/テープを変換」では、録音停止ボタンをクリックすると初期画面の右窓に、録音したトラックが順番に表示される。
    「次へ」ボタンをクリックすると screenshot のような音の波形を示す画面が表示される。波形を見ながら、トラックを削除したり分割することができる。



  12. クリックすると大きな写真になります
  13. 左メニューのタグボタンをクリックするとトラックの情報を書き込むことができる。
    このとき、下にある MusicID タグを使用するをチェックして検索すると音の波形から曲名などタグ情報を獲得してくれる。ただし、"Art Pepper meet The The Rythm Section" というかなり有名なLP では、9 曲中 3 曲しか認識しなかった。Jazz LP での認識はこの程度なのかもしれない。
    (追記:2009/1/9)Gracenote というCDDBを使えばそのLPに関する詳しい情報が得られるので、これを Copy&Paste とすればよい。ただし、LPをCDに編集し出版したときに曲を入れ換えたり、順序を入れ変えたりしているので気をつける必要がある。CDDBは、やはりCDのデータベースなのである。
  14. LP_tape_5.jpg
  15. 「次へ」のボタンをクリックして STEP3 へ進むと CDに焼くか HDD にエクスポートするかの選択ができるので、エクスポートを選ぶと右の screenshot のようなポップアップ画面が出てくるので、ファイル形式、保存先を決めて「エクスポート」をクリックすると書き込みが実行される。このときコーディングが行われているのか少し時間がかかる。

CarryOn Music の場合
クリックすると大きな写真になります
  1. CarryOn Music は ONKYO が提供しているソフトである。
    Line 入力からデジタル録音をするのには、初期画面の右下にある [Recording] ボタンをクリックしてサブパネルを開き、ライン入力を選択する。
  2. 作成するファイル形式は、初期画面の左下にあるセッティング・アイコンをクリックすると詳細な設定ができる。ライン入力ではWAV か MP3 (固定ビットレート)しか対応していない。 Easy Media Creator のように多くの選択はない。
  3. 録音レベルは、録音ボタン(赤丸)をクリックして、[SYNCHRO] ボタンが点灯していないことを確かめて(確認が難しいが)、ソースを再生する(例えば、LP に針を落とす)と上部のレベルインジケータが動作するので、サブパネルの [REC LEVEL] のつまみをドラッグして調整する。
  4. 録音するときには、[SYNCHRO] ボタンを点灯させて、ソースを再生させ録音ボタンをクリックすると、サブパネルの status 部分に [recording..] と赤い四角いマークで録音中であると確認できる。
  5. クリックすると大きな写真になります
  6. 録音を停止ボタンをクリックすると、メイン画面に音の波形が出てくる。
    この波形を見ながら、曲を分割したり連結したりすることができる。一部分の削除機能はないようだ。
  7. LP などの Album Title と Artist はメイン画面上部のボックスをダブル・クリックして入力する。
    メイン画面右に「Gracenote MusicID から情報を取得する」ボタンがある。同じLP で検証していないので正確ではないが、情報取得先は同じだから、 Easy Media Creator と同じヒット率であろう。
    ヒットしない場合には、その下にある「プロパティ」ボタンをクリックして、トラック情報を入力する。
  8. 保存先は、「セッティング」の「保存」で設定するが、ここにあるファイル命名規則は機能していないように思われる。ファイル名は、先に「プロパティ」で入力した [File Name] となる。


 このようにして、どちらのソフトでも、アナログ音源から MP3 ファイルなどにデジタル録音ができるが、私は Easy Media Creator の方が取り扱い易い。
 録音したファイルの音量レベルは、以前に記載したようにMP3Gainによって調整する。
 兄貴の形見にもらった Jazz LP レコードからのデジタル化や FM 放送の Aircheck 、Web Radio からの録音など時間を作って楽しみたいと思っている。なにしろ、アナログ音源は、それを聞く時間が必要だ。
 それにしても、このようなエントリーはひとつずつ確認しての作業となるので、結構時間がかかってしまった。老いさらばえた自分のためだからしかたがないと諦めてはいるが。

 

2007年4月11日

Live365 Aircheck(録音)の一つの方法

<Web Radio を録音する:Ripping Live365>でも書いたが、現在 Ripcast などを使っての Live365 のRipiing は著作権の問題で紛争状態にあるのか上手くいかない。それで若い頃(35年以上も前)FM放送をエアーチェックしていた方法で録音できないかと考えてみた。幸い、最近はレコーダーも進化し、音を扱うソフトもいろいろと充実してきている。
 私は鳥の声などを録音するのに、Edirol R-1という MP3レコーダーを使っている。 ウグイスの鳴き声や虫の音をMP3録音してくれる優れものである。このレコーダーにPC のサウンドボードからオーディオ装置にアウトプットしているプラグをラインインすると録音できることが分かった。デジタル→アナログ→デジタルに変換することになるが。Live365でお好みのステーションを選択して何らかのメディアプレーヤーでストリームを再生し、レコーダーを音量など適切な録音状態に設定してオンにすれば、自動的にストリームが録音される。モニターは、ヘッドフォーンでできる。むかし、カセットテープにアナログ録音したものが、コンパクトフラッシュ(Edirol R-1の場合)にMP3録音されるだけの違いである。
 このストリーム録音を1曲ずつに split するには、私の場合 Direct WAV MP3 Splitter を使っている。無音の部分を探して区分してくれるのだが、無音のレベルと秒数を調整できるので、上手く調整すれば1曲ずつのファイルとなる。ただし、昔のカセットテープへの録音と同じように、1曲ごとの曲名・アーティスト・アルバム名(3Dタグというようだが)は、自分で設定しなければならない。しなくても差し支えないが。
 あとは、MP3ファイルのWAVファイルへの一括変換と音量調節で書いた方法で音量調節をすればよい。耳の良い方なら音質の劣化が気になるだろうが、FM放送をカセットテープにエアーチェックしたときとは比べものにならない。このようにしておけば、iPod で外に持ち出すことができるし、車用にCDに焼くことだってできる。

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